SUGALABOの菅シェフとスタッフの方々、エスキスのシェフパテシエ成田さん、
松田美智子先生などの豪華メンバーでいらっしゃいました。
まだ、芽吹く前の山椒ですが詳しい質問がバンバン飛んできました!
山椒は唯一といえるほど数少ない日本原産のスパイスです。
ただ、特にブドウ山椒は清水から紀美野にかけてのエリアが原産と言われてるようです。
今はまだこのエリアが日本で一番の産地ですが生産者の高齢化やイノシシや鹿の獣害、
生産性の確保のために定期的な改植が必要なのに苗不足など問題山積ではあります。
ですがこのようにしっかり日本の伝統食材に関心を寄せてくださる方々がいらっしゃることはとても力強いです。
松田先生からは、すりこ木の材料になる山椒の木が不足し道具が作れなくなってきているとのお話もありました。
使い方をうかがうととても機能的で便利。家庭に息づく和食をつないでいくには必要不可欠だと感じました。
現に、産地で営んでいる自分たちが踏ん張って食の多様性を保つ一助にならねばと改めて思った一日でありました。
まもなく今年も山椒が芽吹き始めます。
4月中ごろからの提供になると思いますが山椒の木の芽のジェラート
やっぱりおすすめです!