柿作りのテロワール

昨日より三連休ですね。

新顔ジェラートはミカンのソルベです。

しっかりした酸が爽やかな、少しキリッとした初秋らしい味わいです。

そして、紀の川柿

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馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますが、

渋味のあるひらたね柿を木になったまま渋抜きをし、完熟で収穫します。

その為渋味成分のポリフェノールは、結晶化して果肉の中に、

ゴマのようにびっしり表れます☆

同じひらたね柿でも通常は収穫後に渋抜きをするため少し未熟な状態で採ります。

それに対して、紀の川柿の場合、同じ品種でありながら

3、4週間長めに木で育てます。

そこから生まれる、厚みのある濃厚な美味しさで、

特に首都圏ではなんと!一つ300~500円という高級柿として人気です。

 

 

当農園の柿畑は、標高350㍍前後の南向きの斜面に位置し

周囲数キロに遮るものはなにもなく、30度を越すような急な傾斜と十分な日照、

遠くを望めるほど開けた眺望は風通しもよく、

適度に寒暖差も得られ、柿作りに理想的なテロワールです。

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そこでできた紀の川柿は銀座松屋や、成城石井東急プレッセなどで販売頂き

毎年好評です。

手間もコストも掛かる柿なので農家泣かせですが

和歌山の誇るフルーツの一つだと思います。

店頭にて販売しております。ぜひお試しください!